楽しみであり、やりがいでもあること
美容室を始めるにあたり、内装やインテリアも勿論なのですが、人間以外でかなり大事なウエイトを占めるのは…
薬剤選定ではないでしょうか。
どんなに良い技術を持って、オシャレな空間で施術をしても薬剤のポテンシャルとしての限界はあります。
カットまではおそらくカバーできるでしょう。
しかし、カラー、パーマ、縮毛矯正となると話は別です。ある程度までは知識と経験、配合でクリアーできるとは思いますが、その先以上のクオリティを求めるならば、目的にあった薬剤が必要不可欠です。
それは高いものであれば高い程良いというものではなく、そのお店のコンセプトと予算、価格に合ったものを選び、使い、検証。
勿論、モデルさんを使いながら薬剤の特性を確認してからお客様へ…となるのですが、それでも髪質は十人十色。
どのメーカーのどんな薬剤を仕入れるのか…
これを考えるのが……楽しいのです( ´∀`)
個人的に思うのは、長く同じ地域でやらせて頂いたこともあり、サイクルを重視した薬剤選定を重視しています。
瞬発力のある薬剤ではなく、カラーやパーマを繰り返しても如何に低ダメージでベースの状態を保てるか。
微量のダメージであればカットのサイクルで修復できる。
軟毛や硬毛にも対応でき、尚且つ質感の良い物を…
考えると実際切りがありません。
時代と共にケミカルも進化し、それに追いつかなければ淘汰される。
常に考えて考えて、いつもいらして頂けるお客様だとしても何か一つ気付きを見つける。
そしてそれを次に生かす。
それが、やっぱ楽しいんです。
多分頑張ってる美容師さんはみんな同じではないかと。
想いが伝わることを願いつつ、日々勉強していきたいと思います(^^)
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