素材に合わせるということ。
今、赤みの少ないアッシュやベージュ等の寒色系のカラーが流行っているようです。
他聞に漏れず当店もそれらのカラーメーカーは導入しているのですが、特徴をひとつ。
『THROW・イルミナ』
決して色持ちが良い訳ではありません。
何故ならば、ブラウンなどのベースの色味に頼らず発色を重視させている為。赤みを極力削りながら寒色系の色味を最大限に生かすカラー剤である。
特徴として、アッシュやモノトーンなどの発色が抜群に良い。
ただ色味自体が特徴的な為に、繰り返し同色のカラーを繰り返すことにより、持続力は上がって来ます。
『既存のカラー剤』
ざっくりまとめちゃいましたが、これらは香りや発色の偏りはあれど大体が万人に対応できる薬剤。
ベースに補色のブラウンが含まれている事も多く、単色でもある程度の持ちは期待できる。
髪質自体は人それぞれ。モロに日本人系の赤みが出やすく、尚且つ寒色系のカラーにしたい方は前者を。
寒色系が好きだけど、頻繁に美容室に来れない方は後者のアッシュ系を。
レッドなどの強い色味や、甘いピンク系がお好きな方は後者。
甘すぎるのは嫌なわがままガールはそれらをMIX。
好みと環境と頻度の3つで、おおよそのタイプは決まってくると思います。
名前に惑わされず、説明できて、噛み砕いて提案できるのはあくまでプロの美容師で、それが本当の意味のパーソナルな仕事ではないかと思います。
誰しも新しい物には興味があります。
本当にその方に良ければお勧めする。
そんな意味で、当店は薬剤によるプライスの差は付けておりません。
トリートメント以外は。
こちらはまた別の機会にご説明致します…。
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